冷え性の原因は水分!?摂取量に注意

 

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漢方に「水毒」という言葉があるのを知っていますか?水が多い事は「毒」にもなるという事です。つまり、水分の過剰摂取は、冷え性の原因になります。女性は男性より筋肉が少ないため、体の中に水分を溜め込みやすい傾向があるそうです。そのため、水分のとりかたには注意が必要です。美容のためと言って、水をとりすぎると体を冷やしてしまい、代謝を低下させて「水太り」の原因になることも。

 

水分の過剰摂取→冷え→代謝低下

特に、緑茶、コーヒー合成甘味料の入ったペットボトル飲料などは、体を冷やす作用がとくに強いので、飲み過ぎは厳禁です。水分の代謝が低下しているのに、自覚症状がない方も多いはず。ここでは、水毒の症状や原因、改善方法について詳しく解説します。

冷え性の原因:水分のとり過ぎが体を冷やす

 

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水は生命維持になくてはならないものですが、とり過ぎれば体に悪い影響を与えてしまいます。なぜなら、水はものを冷やす性質があるため、水分をとり過ぎる事で体が冷えてしまうのです。つまり、これが冷え性の原因です。

 

風邪をひくと、鼻水やくしゃみが出ます。大病をすると、寝汗をかいてどんどん水分を排出し、体温を上げます。余計な水分を排出することで、人間の体はコントロールされている事がわかります。つまり、体の水分量は健康のバロメーターなのです。

 

冷え性の方の場合、体内の水分量が多いにも関わらず、発散される水分が少ない状態です。さらに、美容のためにと水分を摂ると、さらに体は冷えてしまいます。体温を上げて免疫力を高めるためにも、水分のとり過ぎには注意をして下さい。

 

ただし、夏場や長時間の運動をするときは例外です。脱水状態にならないように、こまめな水分補給が必要です。夏場は大量の汗が出るので、その分、水を飲んでも水毒になりません。つまり、「出す水の量」と「摂る水の量」のバランスが大切です。

おすすめの飲み物

 

温かい飲み物の中にも、体を温める効果があるものと、体を冷やす効果があるものがあります。朝は毎日コーヒーを飲んでいる方は、できるだけ朝食をとって体を温めた後に飲みましょう。

 

体を冷やす→コーヒーや緑茶 など
体を温める→紅茶や中国茶など発酵した茶葉を使っているもの など

 

美容と健康に「ショウガ飲料」

 

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体を温め、代謝をアップ効果が期待できる、「ショウガ飲料」をおすすめしたいと思います。
材料
ショウガパウダー・黒糖(ハチミツでも可)・紅茶

 

作り方

  1. ティーカップにお好みの濃さの紅茶を入れます。
  2. 味をみながらショウガパウダーと、黒糖を入れたら出来上がり。

 

朝にお白湯 ティータイムには葛湯

朝起きて飲むなら、白湯がおすすめです。起床時は体温も代謝も低いので、刺激の少ない温かい飲み物で体を起こしましょう。ティータイムには葛湯。本葛にはダイゼイン、プエラリン(いずれもイソフラボン誘導体。女性ホルモンの分泌を高める効果が期待できる)といった成分が含まれています。

そもそも、「水毒」とは?

 

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「水毒」は、漢方の世界で使われてきた用語です。体内の余計な水分が、なんらかの原因により排出されず、滞ることで起こる体の不調を「水毒症」(=水滞症)といいます。

 

私達の体の、胃や腸などの袋状の器官の中、鼻汁のたまる副鼻腔、涙をためる涙のうなどが、「ため池」のような状態になるとイメージしてください。水分がため池にあるため、体の水分のバランスが崩れ、こっちでは多く、こっちでは少ないという事が起こります。

 

水毒症はここに出る!14のチェックポイント!!

涙が出やすい

 

下まぶたがさがっている

 

くしゃみ、鼻水が出やすい

 

舌の上が水分でおおわれている

 

のどがいつも渇いている

 

二重あご

 

舌がポッテリして縁に歯形がついている

汗っかき

 

色白でぽっちゃり体型

 

食が細い

 

下腹部がポッコリ出ている

 

お腹をたたくとポチャポチャ音がする

 

下半身デブ、大根足

 

下肢がむくんでいる


 

「水を飲めば血液がサラサラになる」はウソ

 

「血液をサラサラにするために、たくさん水を飲まなければいけない」と考えている方がいますが、本当にそれで血液はサラサラになるのでしょうか。よっぽど、水分摂取量が少ない方ならば、改善することもあるかもしれませんが、体にたまった余分な水で体が冷え、血栓ができやすくなるという事も考えられます。

 

水を飲めばモデルのような美肌に?

 

「理想とするモデルさんが、美容のために毎日水を2リットル飲んでいるから」といって、ガブガブ水を飲む方がいます。人間の体の60%は水分と言われるように、美肌や肌のはりを保つ水分は無関係ではありません。しかし、飲んだ水分がピンポイントでお肌に吸収されている事がわかればいいですが、そうはいきません。

 

冷え性の女性の場合、摂る水分が多すぎたり、冷たかった時は、胃や腸が冷えすぎて、胃腸の中に水分がたまったままになる可能性があります。あるいは吸収されずに下痢を起こして体外へ排出される事になります。人それぞれ体質があり、体に蓄えている水分量も違うため、モデルさんと同じことをしても効果が出るかどうかわからないのです。

まとめ

「水の流れが悪いと、血の流れも悪くなる」という、漢方の考え方があります。冷え性の改善には、血行をよくする必要があり、水の流れを意識しなければいけません。

 

体の中にたまった水分を排出させるためには、水分量をコントロールすることはもちろんですが、体の中の水の流れを意識する必要があります。そのためにも、水を一度にたくさん飲むよりも、小まめな水分補給を心がけましょう。